レンタル日記の頃はあまり「読者」というものを意識せず自然体で書いていて、内容も文章としても今の自分のブログより面白いような気がした。コメントレス機能がある日記なので、コメントを期待して書いていないわけではない。ただ検索エンジンのクロールを拒否する設定にしていたので、結構好き勝手に(個人情報漏えいには気をつけて)書いていたのだった。自分の過去日記を読むことに、こんなふうに自分の変遷に気がつき初心に帰るというメリットがあるとは思わなかった。
ブログの過去ログをローカル保存しよう!
ブログやweb日記サイトで日記を書いているのなら、必ず過去ログをローカルに(パソコンに)保存するようにしたい。エクスポート機能があるブログならブログサービスの引越しのためだけではなく、ログの保存のためにも使える。どんな方法でもよいからテキストだけでも保存をしておくと、あとで役に立ったり楽しめる。

私が借りていたのは21styleというレンタル掲示板とレンタル日記サービスで、有料レンタル日記を利用していた。自由レイアウト機能があるサンプルを選ぶとHTMLファイルをカスタマイズ出来るので、左の画像のようなレンタル日記っぽくないデザインにも出来る。また検索エンジン登録拒否設定が可能で、検索エンジンへの登録・検索を拒否するタグを埋め込んでくれる。検索によって見ず知らずの人に閲覧されることはなくなり安心感がある。画像もブログのようにサーバーにアップロードする必要はなく、メールの添付機能(画像掲示板と同じ)を使うのでラクチン。
ブログの場合は「プライベートモード」に設定できるブログサービスもあるけれど、プライベートモードにすると閲覧にパスワードを要求される。たとえ少数の友達にだけ公開するにしても、パスワードを教えたり閲覧のために入力してもらうというのはちょっと…という感じが付きまとう。ごく少数の人たちとのコミュニケーションを楽しみつつ、「日記」を綴っていくだけなら、ブログではなく「レンタル日記」という選択肢もあるということ…ちょっと考慮に入れてもいいと思うのだが。
とは言ってもブログサービスは無料が前提でかつ画像保存容量が桁違い。いまさら年間2,400円の有料レンタル日記なんてというのが、ほとんどの意見なんだろうなあ。