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2005年10月30日

ブログとホームページ その2

※なるべくなら「ブログとホームページ その1」からお読みください(^^;

インターネットを始めてすぐにホームページを作りたくなり、そして実行した。そのときの経緯はホームページのこちらのページにまとめている。そこで「専業主婦となってから見つけられなかった、私自身の自己表現あるいは自己実現の手段のような気もする」と書いたように、私にとってのホームページは、登山情報の発信をしたかったというより、「自己表現」のひとつの方法だった。たまたま趣味が登山で、山行記録を「山旅日記」と名づけた大学ノートに記録していたので、登山のホームページを立ち上げることにしただけだ。当初から「日記」的なページを作り、登山とは違う話題のコンテンツを作ってみたり、どうも初めから登山情報だけの発信では飽き足りない自分がいた。

ホームページの開設後は、作成の技術面でのブラッシュアップにのめり込んでいった。しかし独学でのスキルアップも限度があり、センスも問われることがわかってきた。デザイン的に素晴らしいサイトはたくさんあり、いくら頑張っても追いつかない。自分のホームページの存在意義を疑い、やめてしまおうと考えることもあった。

思いとどまり続けてきたのは、ひょんなことからWEBRINGを立ち上げたからである。リングメンバーの交流で「山仲間ができた」と喜ばれたり、初心者の方に知っている範囲の技術的なことを教えて差し上げて感謝されたり。自分がいくらかは人の役に立つんだという喜びを得られることがあったからだ。そしていろいろな方のたくさんのホームページを見ることで、ホームページの良し悪しはデザインではなく、巧拙でもなく、「内容」だと気づいたのである。

私は普段から「検索」をよく利用するが、登山に関してもガイドブック以上の情報を求めて、検索で個人記録を探している。検索にかかっても読んでみると個人的な出来事に終始して、役には立たずがっかりすることもある。私のような経験をしている人は多いだろうから、せめて読んで何かの情報を得てもらえるような記録を作ろうと心がけている。Yahoo!などの検索エンジンにサイトを登録してからは、メーリングリストやホームページを通して知り合った人より、検索で訪問してくれる閲覧者が圧倒的になっている。だからなるべく客観的で普遍的な記録を作ろうと思うようになった。

ところが、そういう「山行記録」を作っていると、本来の自分の「自己表現」から遠くなるというジレンマを感じてきた。それで始めたのが、レンタル日記での「自己表現」だった。日記であるから自分や身内の生活を披瀝することも多くなる。検索をしていると時折読みたくもない他人の日記に行き当たったりすることも多く経験していたので、自分の日記が必要以上に晒されたり、読みたくもなかった他人に検索で引っかかりがっかりされるのもイヤだった。だから検索されない設定ができる有料レンタルを探して契約した。掲示板のように返信機能がある日記なので、私を認めてくれるごく少数のネット仲間とのやり取りは本当に楽しかった。

掲示板のことも書いておきたい。インターネットを始めてから、よく見に行くホームページの掲示板へ書き込みするまでは、しばらく時間がかかった。個人情報の漏えいの心配から怖かったのだ(笑)。しかし掲示板でのコミュニケーションにすぐに夢中になった。私は無職の専業主婦で、おまけに子供はなく、出不精で、いわゆるお稽古事もしていない。多少「引きこもり」傾向もある。だから近所付き合いと学生時代からの友人のふたつの繋がりしか持っていなかった。登山もサークルに入る気もせず夫と行くだけで、当然周りに同好の士などいなかった。ネットを通じて同じ趣味の人と語り合えることが楽しく仕方がなかった。

ホームページ開設と同時に掲示板を設置したが、初めて「書き込み」を頂いたときの感激は忘れられない。そんな私だが、コミュニケーションを広げすぎて楽しいはずの交流が、負担に感じる場合も起きてきた。正直に言えば、たとえ同じ趣味でも波長が合わない人はいるのだ。私は八方美人にはなれない。もちろんその人の人柄が魅力だからこそ、多くの人が掲示板に集まっているのだから、一概に八方美人を否定はしない。
私はWEBRINGの管理のうえで数ヶ月に一度、全メンバーのホームページを一度に拝見している。120近いサイトを見るとさすがに「山行記録」に食傷気味になる。個人的に見るのは結局は自分が今必要としている情報があるホームページへの訪問に限られてしまう。これは時間的にも仕方がない。そう割り切って、コミュニケーションの幅を意識して狭めることにした。そのために人との出会いを逃していることもあるのだろうが。

さて日記だが、検索されない設定にしていたお陰で、仲間との井戸端会議は楽しめたが、広く多くの人に読んで欲しい話題を書いても、そのチャンスを自ら封じているわけでもある。私のホームページはコミュニケーションの幅を狭めたことで、通りすがりの閲覧者は増えたが常連さんは減少の一途だったので、日記まで読んでくださる人は少なかった。
そのころ利用者も増加してきたブログのことを調べると、コミュニケーションツールとして、大きな可能性を持っていると感じた。そこでブログを始めたのである。

私のブログはまだ「書きたいから書いている」という域を出ていないし、全国300万人?だかの利用者の一人に過ぎず、認めてくださる人はごく少数である。自分自身のブログの扱い方も今後変わるかもしれない。それでもホームページにはない可能性を追求して行きたいと思う。

※個人的なことを書き連ねた長い記事を、ここまで読んでくださってありがとうございます。何か感じたことがあれば、お気軽にコメントをお願いします。
posted by Marumameko at 14:00 | Comment(4) | TrackBack(0) | web・blog考 このエントリーを含むはてなブックマーク
この記事へのコメント
その1とその2のどちらにコメントするべきか迷ったのですが、後半の方にうなずくことが多かったので、こちらに書きますね。どうも、私のプログとHPにきてくださってありがとうございます。

WEBRINGの管理人さんってとっても大変なんですね。人のつながり方も自分とは全然違うレベルでとっても広いし。これでは本音を書ける場所も必要ってことですね。

一番共感したのは、「デザインよりも内容で勝負」という部分。これは、実は私も駆け出しの頃に言われました。たまたま山で知り合った人が、ややデザイン関係?の人で、私のサイトのデザインが目茶苦茶駄目って感じのことをいわれました。「でも、内容はいいから、内容で勝負すれば・・・」て言われました。(苦笑)あんまりはっきり言われたので、参りました。当たり前ですが、商業デザインとかプロの人が作るのはそれなりにうまいので、後は自分の「内容」かなって。自分は絵心がないので、やむなしかなと。

それと、大学ノートに書いた山日記。これも実は自分も全く同じで学生時代から作っていたのが、会社勤めが忙しくて、だんだん作れなくなってきて、それはいけないと思って、強制的に作る意味もあってHPを作っているのですよ。

だから、きちんと自分の記録として保存する意味ではやっぱり大きな写真も貼れるHPに軍パイがあがるなって。記録も読みやすいし。ブログは細かい字が多くて慣れない人は読みにくいし、山友達でも私のそこは面倒だから読まないっていう人は結構いますね。大体、他人のブログの山行記録は、ずっと長くスクロールする必要が面倒なので、やっぱり読み返したり、自分の実際に行く参考にはなかなかしにくいと思います。

逆にエッセイ的な内容は、掲示板でのレスも書きにくい場合もあるので、やっぱりブログ向きかな?と思う部分があります。自分の掲示板では、ブログの感想を掲示板に書いても全然かまわないと思ってます。

なかなか人それぞれに想いがあって、楽しいですね。それと、お気に入りのブログにリンクしていただけるとは光栄です。こちらのブログはあまりオープンにしてはまずいらしいので、私のほうからリンクしてはまずいかしら? 

ではでは、今後とも宜しくお願いします。
Posted by MINMIN at 2005年10月30日 21:31
MINMINさん、ようこそ(^^)
コメント、ありがとうございます。
ずっと以前から同じ掲示板などですれ違っていて、気になっていましたが
お近づきになれてうれしいです。
そうそう、近ドさんとは「雪繋がり」があるようですね。ネットの世界も狭いです(笑)
それからHPが大学ノートの山日記から発展したところまで同じだなんて、なんだかうれしいです。

>これでは本音を書ける場所も必要ってことですね。

あ、わかってくださってる(^^; 感がいいですね〜。
リンクですが、オープンにしてはマズイのではなく、自分のHPからはリンクできないだけなので、反対にリンクをしてくださると有難いのです。
よろしくお願いいたします。
Posted by Masako at 2005年10月30日 22:35
遅くなってしまいました・・

ゆっくりと読めなくて。
私も日記をつけるのが好きで、山のことだけでなくて、旅行のことや本のこと映画のことなど、じっくりと書いてみたいと思うの。

これは、HP向きだと、お二人の話に、今、感じてます。ただ、デザイン的なことを勉強したり、工夫する根気が、まだなくて・・(ブログの写真も途中でほったらかし・・・へへ)

そのうち、ゆっくり作るために、溜め込んでおこう・・
Posted by ぴとこ at 2005年11月01日 06:46
ゆっくりで、いいんですよ。
気長に待ってるから(^^)
Posted by Masako at 2005年11月01日 08:10

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