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2005年07月12日

イギリスにはチャイナタウンがない

昨夜のテレビの報道番組で、今度のテロ事件後のイギリスと9.11後のアメリカの比較をしていた。イギリスはIRAのテロを経験しているうえ、9.11後に自国にテロが合っても不思議はないと覚悟があったことからも、事件を冷静に受け止めている様子だとか。
最近毎日チェックしているこのブログ〔エントリーは、ロンドンのテロ4 ブレア首相の認識・「ルーツを解決する」〕でも、イギリス政府の冷静な対応を知る。

イギリスは「連合王国」であり、多人種国家である。アメリカが「人種のるつぼ」だということは誰でも知っているが、イギリスが多人種国家であることはイメージしにくい。私自身も前述の英会話学校で、イギリス人(British)講師がイングランド人だけではなく、スコットランド人であったりウェールズ人であったり、ネパール系イギリス人であったりを経験して、イギリスが連合王国で多人種国家であることを実感したのだった。

スコットランド人講師もウェールズ人講師も、母国の歴史的背景から微妙にイングランドにライバル意識を持っていた。子供の頃に両親と共にネパールから移住したネパール系イギリス人講師は二重国籍だった。

あるときイングランド人講師が少し誇らしげに言った言葉を覚えている。

「ロンドンにはチャイナタウンやインド人街はないんだよ。どんな人種もmixして暮らしているから」

イギリスにも人種差別はあるにしても、「ブレア首相の認識」の方向性を崩さないで欲しいと願う。仮に9.11後のアメリカのように、政府が声高に報復を唱え、マスメディアがこぞって政府に傾き、町中にユニオンフラッグが溢れるようになったなら、私の"なんとなくイギリス贔屓"も考え直さなくてはならなくなる。
posted by Marumameko at 13:02 | Comment(3) | TrackBack(0) | 社会・政治 このエントリーを含むはてなブックマーク
この記事へのコメント
母国の歴史的背景>>
う〜ん( ;^^)ヘ..世界中に見受けられる事ですね。確かにやった方は忘れられてもやられた方は怨み節なのかも!
私もそういう経験が沢山あるのでわかります(笑)。
そして本当の理想は水に流して手をとりあう事なんでしょうが・・・
彼らに
「今さら恨んでも仕方ないじゃん!」とは絶対言えないな〜。殺されそう(笑)。

あまり詳しくないので、一概にいえないんですが狩猟民族は侵略する傾向があるって本当かしら???人から聞いた話しです。
Posted by TORO at 2006年05月31日 18:58
例えばウェールズ人の英語講師は、自国はケルト民族の侵攻を受けて南に追いやられたという認識を持っていました。でも「恨み」というのは違うような…。
ウェールズもスコットランドも独立国なんだという自信があるからでしょうか。

「狩猟民族は侵略する傾向」うんぬんはよく言われますが、私はそういう決め付け方はキライです。
仮にDNAに刷り込まれているにしても、いまやケルト民族は狩猟して暮らしていない歴史の方が長いし、農耕民族の日本人だって他国を侵略した歴史があるでしょう…と。
Posted by Masako at 2006年06月01日 13:42
>農耕民族の日本人だって他国を侵略した歴史が>あるでしょう…と。

それについては実は米が・・・。
・・っと。もごもご・・。
とてつもなく長くなるから やめときます^^;
貴重なお話をありがとうございました。

Posted by TORO at 2006年06月02日 00:24

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