少し前のことだけど。
とあるブログで、別のあるブログで言及している話題を取り上げた記事を読んだ。その記事のコメント欄には「その元記事(元ブログ)を読みたいので教えてください」というコメントがあった。それに対する管理人さんの返答はといえば「そのブログの管理人さんは、あまりオープンにしたくないという意向なので教えられません」というもの。(注;原文に忠実ではありません)
私自身もその元記事を読みたかったから、迷わず言及している話題をキーワードにして検索したら、ちゃあんと2番目にリストされていた。
それにしても…。
そういうふうに検索エンジンでの「検索」を使うことも知らない人が多いのだろうか。知ってる私はネットオタク?
ブログやホームページのサイト運営をやっているからといって、ネットを使いこなしている人ばかりではないらしい。インターネットではいろいろ便利なことができるけれど、基本はWWWの情報の集積を利用することだと私は考えている。
検索エンジンを使って検索するのに技術なんか要らないし、キーワードの絞込みのコツなどは経験していけばおのずと付いてくる。なのに皆さん何故もっと「検索」しないんだろう?
『あまりオープンにしたくない』webサイトという表現は、つまり「目立たずひっそりとやっていたい」と私は解釈している。だから「検索したらわかりました」などとわざわざURLを挙げたりはしない。そのブログの管理人さんが“リンクに承諾が必要”と考えていらっしゃるのを知っているから。(注;「目立たずひっそりとサイト運営」にあれこれ言うつもりはありません。ただし本当にオープンにしたくないならパスワード認証をかけてください)
検索しまくっているとあることが視えてくる。
自分が運営するサイトも掲示板もブログのコメント欄も、リンクしリンクされて網の目のように繋がって広がっているインターネット上の情報のひとつであるということ。(注;この場合は「玉石混交」なんてことは脇に置いといて)
皆「ネットは世界中に公開されている」と知っている。だから個人情報の漏えいには気を使う。しかしそれ以上の意味を考えない。
インターネットの情報はオープンだし、だからこそ発展している。それが本質。そういうことを理解するためにも、もっと「検索」を活用すればいいのにと思う。
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2006年10月31日
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[ネット]検索すればいいんです - こころの風景
Excerpt: 昔は、自分の「サイト」が検索結果に出る事が嬉しかった。今は、エントリ単位で次々と出てくる。印象として、サイト全体を一つの塊として見るのでは無く、エントリ単位で無数にネット世界に存在しているかのよう..
Weblog: 明日は明日の風が吹く
Tracked: 2006-10-31 23:11
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これが有ればこそ、これだけの普及を見せているのだと思います。
実は先日、私のブログのある記事に対して、記事削除の依頼がかかりました。
資料を入手した際、OPENな資料であることを確認して、ブログにUpしたのですが、その後、取扱が変わったようです。
で、この記事はあるキーワードで検索に引っかかります。
そして、もちろんリンク先の記事はないのですが、
「キャッシュ」をクリックすると、
見れるんですよね〜、資料までバッチリ。
グーグルは過去の記事に対しての検索も出来るようにしてきたようですし(キャッシュの話しではなくて、です。)、ますます「検索」が便利になってゆきますね。
そういえば、過去のHPが見られるHPもありましたね。
これも「検索」の一種かな?
私が決してリテラシーが低くはないとしたなら、それは検索しまくった成果です。
先日グーグルで自分のサイトの被リンク検索をしていたら、1年半前に削除したはずの前URLでのトップページが出てきてエッと思いましたよ。
「過去のHPが見られるHP」?
それは知りません。
検索しないで“教えてチャン”しようかな(笑)
・過去のHPが見られるHP
http://www.archive.org/index.php
・過去のニュースの検索
http://news.google.com/archivesearch
↑日本語対応が待ち遠しいですね。
で、「検索」したところこんなページを見つけました(^^)
真があって運の尽き: Internet Archiveのサイト削除方法 ↓
http://photo-collage.jp/makoto/archives/2005/10/internet_archiv_1.html
(苦笑)
もともと、リンクに関しての考え方が大いに違うので・・・・。
リンクを自由にするとスパムメールとか、スパムトラックバックなんかが増えて、その削除に無駄な労力を使いたいくないというのが一番の理由ですね。まあ、勝手にリンクしている人が多いのも存じてますが。
たぶん、元記事自体は簡単に探せる内容ですね。それについて、引用してプログを作っている人の気持ち考えると、簡単に紹介してよいものかどうか考えて込んでしまいます。一応本人からは了解は取ったのですが。世の中、根回しとか仁義というものがあるから、ネット時代だからお気楽に何も考えずにリンクフリーだというのは、自分的には好きでないです。
いやや〜目に留まっちゃいましたね(^^;
あらかじめお断りしておきますが、
私は元記事を紹介なさったブログはどこにもリンクしていません。
元記事を読みたかったので検索し、元記事のどこにもリンクするなとは書かれていないので(当たり前)、別のブログで取り上げました。
リンクの考え方の違いについては、昔からあっちでもこっちでもかみ合わない議論になっているので、コメント欄なんかで反論できないし止めましょうね。
そもそもこの記事ではブログ同士とかHP同士のリンクのことを述べたのではなく、ネットと検索エンジンの関係を書いたのです。
つまりMINMINさんのブログでリンクしなくても、ヤフーさんやグーグルさんやその他諸々の検索エンジンで、インデックスという形でリンクされてしまっている。
そしてそれは情報を知りたい人の役に立ち、また新たに「知の集合」を生み出しているということを理解して欲しいのです。
あ、結局長々書いちゃってスミマセン。
一方で私は相手が嫌がることはしないという「ネットマナー」も支持していますよ。念のため。