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2008年03月18日

残照 - 春に想う

白木蓮が今を盛りと咲いている。

たそがれどき、白木蓮は色めく。
暮れなずむ頃の、薄ぼんやりとしたなかに
残照を集めてほのかに浮かぶ白木蓮。
なんとなまめかしいことよ。

湿り気を帯びた生暖かい風が私を包む。
からだの奥がざわざわとする。

年を重ねると
夏の木立の、もりもりとした緑が放つエネルギーに、
気圧されてしまうようになってきた。

何もかも削ぎ落とした、冬の裸木の凛とした気高さに
憧れはしても到達できない中途半端な年齢。

だから今は
残照のなかでひそかな、そして高貴な色気を漂わせて咲く
白木蓮に、私はなりたい。
posted by Marumameko at 18:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | メモみたいな このエントリーを含むはてなブックマーク
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