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2008年02月19日

情報格差に気づいていますか(2)

【お願い】長いので(1)と(2)に分けました。「情報格差に気づいていますか(1)」からお読みください。

-- 情報格差は広がるばかり --
「情報格差」というと、かつては過疎地と都会におけるITインフラ整備の格差が問題になっていました。しかしすでに数年前からパソコンの技術やインターネットの情報を使いこなせる人間と使いこなせない人間の間に生じる格差が問題視されるようになってきて、政府による研究会まで開催されています。原因として学歴や貧富の差なども挙げられることがありますが、国民の識字率・学歴が高い日本においてはあまり重要視しなくてもよいと私は考えます。

では、情報リテラシーをどんどんレベルアップしていくユーザーと、いつまでも情報リテラシーを上げられないユーザーとの違いはどこにあるのでしょう。

前ページ(1)で挙げたblogタイプの人は、たとえばアクセスを増やしたいと願えばアクセスアップのコツをネットで探し求め、ブログのネタ探しで今何が話題なのかをキャッチしたければアンテナの感度を良くして、観察範囲も広げなければなりません。どんなアプローチの仕方であれ、情報をキャッチする努力を惜しまないようになります。情報取得の手間と時間を省力化しようとRSSリーダーを使うようになればもっと数多くの情報に接し、ますます情報取得能力は高まります。そして情報を加工し、自らのものとして発信する能力も磨かれていきます。こうやって必然的に情報リテラシーが身についていき、情報リテラシーがアップすることでさらに情報が自然と集まっていく流れができていきます。(もちろん全ての人について仮定できるわけではなく、個人の資質、意欲、取り組み方により個人差はある)

世界の中でも日本は飛び抜けてブログユーザーが多いそうですが、SNSタイプの人が圧倒的に多いのもこれまた日本に顕著な傾向です。理由のひとつに、日本人は議論を好まないということが挙げられます。また特に中高年ユーザーにおいては、某匿名掲示板や「炎上」・「荒らし」などのマイナスイメージがインターネットに不信感と不安感を覚える大きな要因になっているようです。インターネットにあまり根拠もない不信と不安を必要以上に持ち続け、ユーザー全体の情報リテラシーが上がっていかないのだとしたら、なんとも割り切れない思いがします。

とはいえリアルでの社会生活で無益な軋轢を生まない分別をネットでも活かせば、必要以上に怖がることもないわけですから、皆ネットで思い思いに書いたりコミュニケーションをしているわけです。だとしたら、情報に疎いままの情報リテラシーが高くない人が多いのはどうしてなのでしょう。

それは彼らがあまりにも(情報リテラシーアップについて)無自覚無頓着だからです。何も気がついていないから、自ら情報格差の底流に甘んじていられるのです。インターネットを活用できるかできないかは、これからますます重要であると誰もが知っています。しかし自分に引き寄せて考えてはいないのです。

私が47歳のときにパソコンを始めた理由は「インターネットができるおばあちゃんになりたい。足腰が弱って出歩けなくなっても、ネットで社会と繋がっていたい。ひょっとしたらその頃には“インターネット診療”のようなシステムも実現しているかもしれない。それを活用できないのは損だ」と思ったからです。8年経った今、インターネットによる確定申告などあらゆるシーンでネットは発展しています。可能な範囲の“インターネット診療”もあながち夢でもなさそうです。今もしあなたが中高年であるなら、老後を豊かに生きるためには、インターネットを使いこなせる能力を獲得しているかしていないかの差は大きいはずです。

最後に。
-- 情報リテラシーを身につけるには --
私は今までこのブログで「オープンな場で情報発信をしよう」とか「そろそろ日記ブログからの脱却を」しよう、「ブログはボトルレターのようなもの」ですよ…など、せっかくブログをするなら不特定多数の人へ向けて書きましょうと言ってきました。また広いネット社会への扉にもなるので「はてなスター」を使ってみては?とかソーシャルブックマークを取り上げたりweb2.0を解説した記事を紹介したりしました。

どれも情報リテラシーを身につけるための一手段であり、それぞれが突破口です。ただしmixiだけやっていてもブログで友達と交流しているだけでも、それはそれで構わないのです。ただひとつ、広いネットに向けての窓口を持つことから始めれば良いのです。自分が見ている領域を少しだけ超えて、食わず嫌いをやめて、他のブログを読んでみることです。適当なブログを思いつかないのでしたら、このブログを候補にしておいてください(笑)

いろいろなことに「好奇心を持ち」、恐れず億劫がらずに、でもあくまで楽しくインターネットをすることが、情報リテラシーアップの近道なのではないでしょうか。そして何より重要なのは、自分が何がわかっているのかを把握すること、何について知らないのかに気づくことだと思います。

あなたはこのまま情報弱者でいても平気ですか?
いつまで初心者でいるのですか?
posted by Marumameko at 10:52 | Comment(2) | TrackBack(0) | net このエントリーを含むはてなブックマーク
この記事へのコメント
いろいろと勉強になりました。
長く使っているけど、決して知っている訳ではないですよね。

情報リテラシー リンク先を読みましたが
もっともっと具体的なことも知りたいです。
まだまだだなーと思います。
趣味でやってることなので、ひとまず
人様に迷惑かけないことを学ぶことが先かなー。
Posted by いく@しずおか at 2008年02月22日 17:58
いくさん
長くてあまり面白いとも言えない記事を、読んでくださりありがとうございます。

>まだまだだなーと思います。

私もまだまだなのですけどね(^^;
趣味でやっている、遊びでやっている、自己満足でやっているというのでも、公開している以上は万が一の場合責任をとらなくてはならないわけで…自覚は必要だと思います。

ん?いくさんの場合、誰にも迷惑はかけてないでしょう、大丈夫(^^)
Posted by Marumameko at 2008年02月22日 23:04

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